GA4の数字を見ていて、セッションやユーザー数には変化がないのに、表示回数(PV)だけが跳ね上がっている、新規ユーザーがユーザー数を上回っている、などの説明ができない異常値に気づくことがあります。
この手の現象は、だいたい原因はリファラースパム。この記事では、リファラースパムの代表格「urlumbrella(あ、絶対にアクセスしないで!)」の特定の仕方を説明しています。
これ何?:ユーザー/セッションが伴わないPV急増は「ノイズ」の典型
通常、施策や自然流入が伸びたときは、表示回数だけでなく、ユーザー数・セッション数なども連動します。
ところが、ボットやスパムが混入すると「トップページの表示回数が異常に増える」「ダイレクトのなぞの流入が増える」といった歪みが出ます。
この歪みは、かなりの頻度で正体が確定できます。
確かめる:GA4で urlumbrella.com / referral を特定する手順
1. GA4で対象プロパティを開く
2. 左メニューから 「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」 を開く
3. 表(テーブル)の上部で セカンダリディメンション を追加し、
「ユーザーの最初の参照元/メディア」 を選択する
4. 表示回数が爆増しているページ行に、スパムっぽいドメインが出ていないか確認

図では、セカンダリディメンションに urlumbrella.com / referral が表示されています。
この時点で「要因はリファラースパム」と判断できます。
対策:除外はできない。「混入を前提に数字を解釈」
現在では、GA4で「urlumbrella」を除外することはできません。時々、「除外する参照のリスト」で除外しようとしている記事もみかけますが、この設定では意味なしです。
ではどうすればいいか。私はクライアント企業のレポート業務を行っているのですが、その異常値を見せてリファラースパムについて説明し、それを前提で数字を解釈していくようにしています。そのうちGA4側で対策されることを期待して…。
